シンガポールの水泳試験:SwimSafer

娘が2月から通い始めたスイミングクラス、breaststroke(平泳ぎ)に始まり、survival backstrokeという背泳ぎもできるようになり、今月ついに試験の案内がきました!面白そうだし、娘のモチベーションアップにも良いだろうし、受けることにしたんですが、改めて調べると面白かったので記録。

シンガポールの水泳試験:SwimSafer Program

当たり前のように「受ける?」って先生に聞かれたので、「はい!お願いしまーす!」と答えたんですよね。で、後日案内されてから気づいたんですが、受ける水泳試験は、水泳教室のなかで受ける試験かと思ったら、シンガポール公式の水泳試験のSwimSaferでした。

ん?なにそれ??ってことで、調べた。

公式サイト:https://swimsafer.com.sg/

このサイトが分かりやすかった:
SwimSafer 2.0 Criteria
SwimSafe Programme and Certificate

このSwimSaferという水泳試験の内容はこれ。上記サイトからの引用とChatGPT翻訳ですw

Swimsafer 2.0 Criteria Summary

SwimSafer is a national water safety programme in Singapore introduced in July 2010 by the National Water Safety Council (NWSC), a council appointed by the then Ministry of Community, Youth and Sports (MCYS). 

The SwimSafer programme consists of six progressive stages, each comprising 12 hours of lesson time. Survival and activity skills are taught in each stage of the programme, working progressively toward the next stage.

At the end of each stage, each child will receive a stage completion e-certificate.

SwimSafer was enhanced in 2018 to become Swimsafer 2.0 in order to equip participants with a more rigorous water survival and swimming competency skills. SwimSafer 2.0 programme comes with a revised syllabus and assessment, and enhanced instructor capabilities through training and re-certification to provide quality learning experience.

Look through our Swimsafer 2.0 Criterias in details below to prepare your children or yourselves for the upcoming Swimsafer 2.0 Swim test.

翻訳:

SwimSaferは、2010年7月にシンガポールの国家水安全評議会(NWSC)によって導入された全国的な水安全プログラムです。このプログラムは6つの段階に分かれており、それぞれ12時間のレッスンで構成されています。各段階では、次の段階に進むためのサバイバルスキルやアクティビティスキルが教えられます。各段階の終わりには、子供たちに段階修了のe証明書が授与されます。

2018年には、SwimSafer 2.0としてプログラムが強化され、参加者がより高度な水中サバイバルと水泳の技術を身につけられるようになりました。SwimSafer 2.0では、改訂されたシラバスと評価基準が導入され、質の高い学習体験を提供するためにインストラクターのトレーニングや再認定も行われています。

この試験は、必須ではないものの、小学校でも推奨されているものだそうです。通常の水泳スキルを求めるタイプの試験とは違い、「安全面」も重視した試験なのが良いですよね。だからsurvival backstrokeを習ったんだなあと納得。ゴーグル無しで水に入ること、浮き続けること、助けを呼ぶこと、着衣水泳などはもちろん、救命胴衣を着けての浮遊や水泳も。高レベルになると、水深の深い水への飛び込みや、浮きを投げて救助も項目に入っていて興味深い。ほんと、水の安全教育ですね。

娘は最初の最初、Stage 1 なので、内容はこれになります (上記サイトから引用)

実際どのように試験されるのかは、当日受けてからの更新になりますが、実際に泳ぐ距離は5-10mのみで、他は安全面の内容になるようです。ChatGPTに、試験はどう進められるのか聞いたら、先生がデモンストレーションやガイドをしてくれたうえで、生徒が実行をするようなので、口頭指示のみでの試験にはならなそう。Programmeと書いてあるので、試験のみではなく、受講の側面もあるのかもしれない。娘は言語面は問題ないとはいえ、そもそもの指示理解は、水の安全指示など、やったこともない動作を指示される場合はさすがに厳しいので、そこは確認しておきたい。試験前、次の水泳教室で先生に確認しとこう。。うん。

費用は50ドルかかるし、こんな試験受けても我が家には使いどころは無いけど、水の安全をしっかり学ぶ機会は早々にないので、せっかくの機会、しっかり活用したいと思います。

感想は試験後に追記します。

試験の流れと合格証

本番の試験日前までに、オンラインの筆記試験の合格が必要でした。

Theory Test at SwimSafer Website

サイトから試験へのリンクをクリックし、受講者の登録情報を入力したら、試験開始。合格するまで何回もトライできるので、構えすぎる必要はないのですが、そもそも何も教わっていないなかで95%以上?の正解率が必要だったので、2回やり直しました。

後から調べて分かったのですが、出題元は上記サイトの下のほう「Water Safety Knowledge」の中から出題されます。PDFで14ページもあるので、子どもに読み聞かせるには面倒。いずれにせよ特攻していただろうな。苦笑

試験は選択式で、記述は無し。Stage 1 は15問出題され、14問合格が必要でした。合格したらあっさり「画面を閉じる」しか出ないので、念のためにスクショ/PDF保存もしましたが、特に必要はありませんでした。

そんな試験を受けた後に迎えるのが本番当日。水着に普段着を着衣した状態で、試験開始。Stage 1 は、救命具の装着・救命具をつけたまま浮く、水着のみに戻ってから、頭まで水をつける・泡ぶくぶくする・5m泳ぐ・浮き(ビート版)を使って泳ぐ、などをゴーグル無しで実施し、それで完了でした。

先生の指示を聞けない子がいたり、何回かやり直ししている子もいましたが、Stage 1 はゆるいのか、きっと全員合格だったかなと。隣でStage 2 の試験もしていましたが、あっちは10歳前後の子達がしっかりとしたフォームで平泳ぎ等々していたので、Stage 1 の甘さは、あくまで未就学児の多いStage 1 だけかなあと想像しています。

その場では結果報告も何もなく、え???この後は???となったものの、夕方には登録したPCメールに「Your SwimSafer Certificate is ready」というメールが届き、そこからアクセスしたリンク先でPDFでcertificateをダウンロードできました。

ということで、娘6歳、無事にSwimSafer 2.0 Stage 1 Certificate ゲットしたよ!!!

娘、おめでとうー!!!

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