F1でサイエンスをちょっと学んだ。ちょっとだけね

シンガポールの年間1番のイベントと言われるFormula 1、娘の小学校のイベントもあり、参加してきました。キャンパスからF1のコースが見えるので、リアルタイム観戦もできたのですが、子ども達がギブアップしてしまったため、早々の帰宅になり、肝心な?F1観戦は堪能できませんでしたが、学びはあったので記録。

車の形と飛行機の形の共通点:Are there any similarities in their designs?

学校イベントでは、最初、学校の先生によるFormula 1の説明にあわせて、そこに含まれるサイエンスの解説が行われました。いろいろあったなかで、私が興味深かったのは「飛行機の翼と、レースカーの形は逆になっている」ということ

飛行機は浮上したいので、上のほうが空気抵抗が低く、押し上げられやすいデザインに、レースカーは地面に接していたいので、上のほうが空気抵抗が高く、押し下げられるデザインになっているんですね。なるほど。

F1 レースカーの最高速度は360kmで、飛行機の離陸時は時速300km程度。

つまり、理論的には、車を逆さまにしたら、飛ぶ!!!!笑

先生もお話していたのですが、この場合、いかに安全に着地させるかが課題になるそうです。そりゃそうだ。そして子ども達、爆笑。笑

ただの工作じゃない車の工作:How can you make a fast car using recycled materials?

展示エリアにあったリサイクル品を使った車の工作。なんだこりゃ程度の作品と言ったらそれまでなんですが、先生の解説を聞いたら、なるほどねー!なりました。

① 好きに車を作ってもらう
→ タイヤの軸の部分も段ボールで作ったり、軸とタイヤと本体を一体的に固定してしまい、動かない設計になってしまう

② ストローを渡して、タイヤがスライドできるようにサポート
→ タイヤが回るようになり、最低限の「車」として動くものが完成するも、速度は様々。そこからいかに「速い車」が作れるか、を考えてもらう

③ 重石をつけて重心を安定させたり、風抵抗の低いデザインにしたり工夫するようになる

手間も時間もかかるけど、こうやってデザイン/設計の重要性や意味を学んでもらうそうです。先生が言うに、今回はGrade 7,8 で作ってもらったそうですが、個人的には3年生くらいから挑戦できる内容だよなあとも。

そんなこんな含めた工作遊びもしながら、F1観戦の時間まで待つはずが、子ども達は19時40分過ぎにギブアップ。20時開始なので、もうちょっとだったんですけどねー!19時過ぎの練習は見れたので、記念に置いておく。子ども達、この貴重性を理解していなかったようだけど、しょうがない。子育てあるあるですねー。どんまいどんまい!

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