シンガポールの月餅:Tai Chong KokとBengawan Solo

中秋節/Mid-autumn festivalが近づくシンガポール、チャイナタウンを中心に、飾り物はもちろん、いろんなお店で月餅が売られる時期になりました。我が家も月餅くらいは買うべきかなー思いつつ、1個10ドル~20ドルくらいするのが多く、なかなか手を出せずにいました。

でもせっかくだ!!!と一念発起し(大袈裟w)、月餅を買いに行くことにしました。

Tai Chong Kok 大中国 大中國

オシャレな月餅はホテル系列をはじめ、いろいろあるのですが、我が家は(私は)トラディショナルにいこう!ということで、老舗のTai Chong Kok にすることにしました。

Tai Chong Kok 大中国
Web: https://www.taichongkok.com
備考:
・チャイナタウンに本店。国内各所に店舗あり
・オンラインストアもあるけど、欠品の可能性あり

1935にチャイナタウンで設立してから、月餅と広東風の焼き菓子を作ってきた老舗。せっかくなので、チャイナタウンに買いに行ってきました。

いろいろ種類はありましたが、ここは定番のWhite Lotus Seed Paste Mooncake with One Yolk 单黄白莲にすることに。直径10cmはある大きい月餅ではあるものの、17.5 SGDとおたかーい!1個20 SGDするのも普通に見かけるので、 相場なのかもしれないけど、庶民が気軽に買える値段設定にはなっていませんね。おせち料理みたいに、高くても売れる季節商品なんでしょうね。

私は紙の個包装でもらいましたが、同じ柄で有料で缶への変更も可能でした。レトロ中かな柄が可愛くて素敵だけど、缶は場所とるからパス。缶コレクターだったら、絶対におすすめです。

味は、裏切らない、昔ながらの脂っこい餡で、甘さはそこまででもなく、卵黄もそこまで味濃くなく、良い意味で優しい味でした。ただし、月餅の餡はほんとに油を大量に使うので、カロリーは絶対に見ちゃいけない。これは絶対。月餅を食べる時の絶対のルールです。

月餅の横は、’Piglet’ cookies 猪仔饼 という豚ちゃんの形をしたお菓子。月餅の残り生地を豚ちゃんの形にして焼いて、子ども達に配ったのが始まりらしく、広東省あるあるらしい。台湾でも見かけたことないお菓子なので、新鮮。

Baidu百科の説明:https://baike.baidu.com/item/%E7%8C%AA%E7%AC%BC%E9%A5%BC/8140129

Wikiの説明:
https://zh.wikipedia.org/zh-cn/%E8%B1%AC%E4%BB%94%E9%A4%85

せっかくなので、これも買ってみた。これは1個 3 SGDなので余裕。笑

食べてみると、納得、月餅の皮の生地を固めてクッキーにしただけ。猛烈に口の中の水分を吸い取ってくれる、味はふつーなのに存在感が強烈なクッキーでした。笑 豚ちゃんは中華系では運気アップのアイテムなので、それも良きです。

Bengawan Solo

近所のパンダンケーキの美味しいお店も月餅を出していたので、パンダン味の月餅もあるということで、これはお試しで買ってみた!パンダンはシンガポールならではの味ですからね。ドリアン味もあったけど、これはパスしました。苦笑

Bengawan Solo
Website: https://bengawansolo.sg/

Bengawan Soloはチャンギ空港含めて、シンガポール国内各所に展開されている有名店で、パンダンケーキだけでなく、クエ菓子含めたシンガポールの各種お菓子が売られているので、我が家も当初、いろいろ試食に購入していました。個人的にクエ菓子はあまり好みではないので、リピなく過ごしていますが、常にお客さんがいるので、シンガポールでは人気なのは間違いないです。

試した月餅はMini Pandan Snow Skin Pure Lotus Seed Paste 4.1 SGD。miniなので、直径5cm程度と小さくて可愛いサイズ。Snow Skinはもちもち系の皮で、もはや月餅じゃなくてただのスイーツなのではないかと思ったくらいです。(これ以上は深堀しないぞ。笑) パンダンのふんわり甘いハーブの香りはしたし、ミニサイズなので気軽に食べれて良かったです。でもやっぱりこれを月餅と言うには….いや、これ以上は深堀しない。うん。笑

大きいサイズのパンダン月餅Pandan Lotus Seed Paste with Single Yolk は13 SGD。パンダンの匂いはそこまでしませんでしたが(そもそもシフォンケーキの場合でも、ほのかに甘い程度なので、そんなもんかと)、パンダンが入っているからか、普通の月餅よりも軽く食べれました。こっちのほうが卵黄は塩味が濃い目だった。

Tai Chong Kok の月餅とpiglet cookieと一緒に並べると、こんな感じです。こうしてみると、皮の厚さや油の具合が、若干違いますね。

本当は、シンガポールのビーフジャーキーで有名な美珍香の月餅や、どこかの有名月餅も試してみたかったけど、お財布が限界なので、今年の食べ比べはここまで。来年もあるかなー?もう日本かなー???未来は分からないけど、今年の食べ比べには悔いなし、でっす!!!

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