Phonicsの同音異字と同字異音

娘が自分で本を読みたい!という希望から始めたPhonics、じわじわ進歩はしているのですが、最近になって娘が「混乱」しているのが垣間見えるように。読み嫌いにならないように、娘が具体的に何に混乱しているのか、ちょっと気合を入れて観察し、調べた。

娘が読めるphonics

娘4歳は今のところ、基本のletter sounds、 a-z, sh, ch, oo, eeは読める。letter sounds一覧は下のこれなので、もうちょい。画像はJolly phonicsのなので、7 groupsの番号付き。

FYI, Jolly phonicsのワークシートはここからDLできる。
Jolly Phonics: Cartoonito Activity Sheets

あと一部のSight wordsや、大量のインプットから丸覚えした単語も読める。I, you, he, she, is, are, this, などなど。schoolやfamilyとかも丸暗記だと思う。

じゃぁどこで混乱しているのか、何を?どこで?混乱しているのか。よーーーく観察してみると、以下の2ケースだと気づいた。

娘の分からないphonics:同字異音のケース

Phonicsでいうと、long vowel vs. short vowel や、one letter, two soundsにあたる部分。日本語で言うと、「は」が 「は・わ」の音になるのと同じですね。日本語の「は」だけでも難しいのに、それが大量に組み込まれている英語、クセモノだわー。

画像参照元:Amplify

参照元:Thrive Literacy Corner 

言われてみれば違いがあるのは分かるけど、どんなルールで見分ければいいのか、ぱっとは分からない。娘が混乱するのも、わかる。苦笑 娘は今のところ、頭文字にある場合は50/50以上の確率でクリアしてるけど、特に見慣れない単語や、途中に文字が入っている場合にふと読めなくなる。sillyのiの発音とか。cakeとappleはきちんと音を分けて読めてるので、もしかすると娘はphonicsじゃなくてwhole language approach(単語の丸暗記)で覚えるタイプなのかもしれない。

同字異音については、もっと細かく掘ると、nasalized /a/ sound とかもあるみたいだけど、これは沼過ぎるのでまた今度。

娘の分からないphonics:同音異字のケース

娘が混乱しているのは、同字異音だけじゃなくて、逆の同音異字のケースもある。 /s/発音するのにスペルが ce になってるとか、phoneの ph は/f/だとか。cycleとか、音だけならsikleじゃないの??全然読めないよー!!!みたいな。私も学生時代にphってなんだよ!ghは音なしかよ!!とかぶーたれていたのを覚えているので、あー、ここかーという感じ。そりゃ、4歳さんも混乱するわ。苦笑

これについては Alphabetic code chart で一覧が出てきたので、参考になりそう!ここからPDFダウンロードできた

Phonics International: Alphabetic code chart

上記全てのカバーはできてないけど、one sound, different spellingsのワークシートはこれが良さげ。とりあえず残しておく。
Phonic Books: One Sound – Different Spellings

原因は分かったけど…

という感じに、現時点の娘の混乱の”原因”は解明したのだけど、具体的な解決方法はまだ不明。渡航後に現地のキンダーでも習うだろうし、言葉遊びがてら、ポスターにして家で見せつつも、あえて教え込む事はしないでおこうかなと思っています。あまりphonicsプレッシャーを出し過ぎて、読むことが嫌いになってしまったら本末転倒だし、まだまだインプット重視の時期なので、「読み」は焦らないでいいかなと。

シンプルに一文字一音ならいいのに、Phonicsさん、例外多すぎて意味わかんなーい、いっそwhole language approach (単語丸暗記スタイル)でもいいじゃんとも思ったりもするのですが、phonics「だけ」でも、whole language「だけ」でもなく、それぞれを適度に与えて、娘が理解しやすい方法で学んでくれればいいかなと思っています。親として、引き出しは多く準備しておくに越したことないよね!ってことで、引き続き私は教材研究は続けます。

我が家のPhonics学習はまだまだ続く~

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