シンガポールのインター:娘の小学校探し

シンガポールの現地私立保育園でK-2(年長)に通っている娘、シンガポールは学年年度が1月開始~11月末終了なので、3月末で帰任になるまで or 任期延長で4月に始まる日本人小学校に通うまで、どちらにしろ12月~3月に通う場所がないっ! 着任当初から分かっていたのですが、いよいよ感がきたので、きちんと準備・対応しました。結果として、インターに通うことを決めたので、そこまでの試行錯誤や経緯を記録します。

当初は日本人幼稚園+アフタースクールで乗り越える予定だった

当初、我が家は日本人小学校に入れる予定で、入れるなら1月~3月は日本人幼稚園で日本語慣れ+お友達作りをしておいてもらう予定でした。が、日本人幼稚園は15時くらいで終わってしまうのがネック。在宅勤務ならかろうじて対応できたけど、私は転職をしてしまったので、フルタイムで不在になる方向、つまりはアフタースクール/学童も探さないといけない状況に。ってことで、近所でアフタースクールを探しました。

アフタースクールは、がっつりお勉強系、STEAM含む習い事系、などあり、場所に縛りが無ければ、シンガポールには素敵な場所がいっぱい!しかし、我が家の近所は残念ながら、がっつりお勉強系ばかり。。ローカルっ子は猛勉強のシンガポール、さすがです。我が家は幼児or低学年にはそんなにお勉強させたくないし、どうあがいても送迎できる距離しか対応できないので、気になる素敵アフターがあっても選べない。。。。

ってことで、近所をお散歩がてらふらふら探し、13時~19時預かりが可能の、ランチ+宿題対応+外遊びのある場所で、本がたくさんある場所を、なんとか見つけました。見学時にも、ローカルの子がわらわらいて楽しそうだったのですが、結果として使わない方向にあるのでキープに。holiday programなどもあるので、必要に応じてバックアップ候補にしておくことにしました。

ちなみに、ローカルの小学校に通う場合、学校併設の学童もあるそうで、外部の学童/アフター利用も、年収によっては補助が出るとか。我が家は対象外なので、嫉妬しない為にも、特に調べませんでしたが、シンガポールは共働き夫婦が多いのはもちろん、教育投資の強い国なのもあり、いろんなサポートや補助が手厚いです。うらやまー

インターナショナルスクールの検討をしてみたら、良かった

さて、娘の話に戻すと、日本人幼稚園+アフター、で乗り越えるのは気合がいるなあ、いっそインターに入れてしまうほうが楽なんでは?という思いと、周りからの「せっかく海外にいるんだからインターに行かせたらいいよ~」の誘惑に負け、さらには娘にも「シンガポールでは、学校は英語で、家で日本語。日本は、学校が日本語で、家で英語!」というコメントに押され、インターも「候補として」見てみよう!と決めました。

家から通える距離で(我が家の方針として、いざという時に親が駆け付けられる距離感。バスでの遠方通学は無し)、学費が高くない学校、という2条件だけで選んでも、候補は意外に少なくしょんぼり。アフタースクールと同じく、お金と場所の条件をつけなければ、素敵なインターいーっぱいあるんです!でも我が家は、その「お金と場所」が厳しいっ!笑 我が家の条件に合う学校数校、その中でも良さそうだなあという学校を、自分の目で見て決めたいのでしっかり見学に行きました。

結果として、1校目で当たり!合格点!それもアフタースクールも新設されたということを現地で知り、学童の送迎の心配もない!ということで、あっさりここに決めました。 

特長&私が重要視した良かった点としては、以下:

・私の職場から近い
・1クラス max 10名の少人数クラス
・週1の校外学習あり
・プレゼンや発表の機会が多い
・アフタースクール併設
・学校との直談判や相談がしやすい距離感
・中国語クラスあり
・IBカリキュラム
・お弁当持参不要(日本人小学校はお弁当らしい)

懸念点は以下:

・全学年まで見た場合の教師の質は不明
・小規模の新興系なので、不透明要素もありそう (急に閉校されないことを願う)
・アドミンが雑 (海外あるあるレベルで許容)
・学校内に運動のスペースが無い (体育は近隣のグランドを借りる)
・学費 (低いほうとはいえ、諸費用をあわせると笑えない金額。久々に白目むいた)

正直なところ、特にはおススメはしない学校です。ただ、我が家は永住でもなければ、最短在籍4ヶ月、長くても低学年には帰国するであろう家庭なので、教師の質への拘りはほどほどに、体験学習を重視した理念と週1の校外学習、少人数だからできる発言/発表のチャンスの多さ、娘個人をしっかり見てくれそうな手厚さを評価しました。あと、せっかくのシンガポール生活、現地の校外学習が多いのは、結構な魅力に感じましたね。

学校職員と私個人の感覚的な相性も大丈夫だったのも大きいです。バカにならないお金を払うのに、聞いてくれなそう・話が通じ無さそうだったら嫌。日本の友人には、それでも学費やばいよ言われましたが、私は学童の送迎で仕事にストレスがかかって、私が逆噴射して娘に八つ当たりしちゃったり、家庭内不和の原因になるほうが嫌なので、少し踏ん張れば大丈夫なら、このアフター付き小規模インターに入れられるほうが良いと判断しました。家庭内平和が最優先です。マジで。本当に、マジで。

完璧な環境はないし、完璧を狙うとお値段も相当になる。我が家の妥協点で選ぶしかないのです。選択肢があるだけ贅沢ともいえるし、選択肢があるからこその悩みでもある。我が家にとって、この学校は、一番良い選択に感じたので覚悟を持って決めた。それだけ。

ということで、当初から大きく方向転換した我が家ですが、先ずは娘の順調なる卒園と、12月からのインターの新生活を楽しみにします。通学は私のオフィスが近いのもあり、登下校一緒に行く感じになるので、ちょっと新鮮な通学・通勤になりそう。娘と2人だけでいる時間は、意外に少ないので、女同士の楽しい時間になるといいなと思ったり。兎にも角にも、前向きに楽しみたいと思います!

さてさて、がんばって稼がねば。親の宿命、ですね。

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