チャプターブックを読み比べ

一通りの本が届いたので、導入系をぺらぺら読み比べてみました。読み比べたのはこちら

結果的に、左上から読み易い順です。ただし、私個人の感覚です。ネイティブなら大差ないと思います。私個人の感想である点を踏まえて、以下:

・Billy and mini monsters
これぞ導入におススメの簡単で読み易い本!ページあたりの文字数がかなり少ないうえに、前ページカラフルなイラスト入りなので読み易い。もはやクラシックなReadersのほうが難しいんじゃないかと思うレベル。1チャプター12ページ前後x6チャプターありますが、一瞬で読み終えました。笑

・Geronimo Stilton
ここからは、さすがの人気シリーズという感じ。1チャプター6ページくらい、文章も太字や色つき、挿絵はもちろん、図解もついていて読み易い!一人称の、I was, I went という自分目線の表現なので、そこも読み易いポイントですね。

・Magic Tree House
こちらも名作ですね。1チャプター10ページくらいで、挿絵も古典的だけど、挿絵の大きさや、1ページ当たりの単語数の少なさも読み易いポイントになってるかと。

・Zoey and Sassafras
行間がかなり狭い、ぎゅっとした構成になっているものの、一人称の自分目線の文章なので読み易い。こちらは1チャプター7ページと、チャプター当たりのページが少ないのも読みやすいポイントですね。

・Magic School Bus
有名シリーズに戻ってきましたが、この本は廃盤かもしれないので参考程度に。メンバーたちの会話メインで書かれているのが読み易い。1チャプター8ページ程度で、挿絵も大きいです。Lexile 600Lと記載アリ。

・Never Girls
1チャプター10ページくらいで、情景説明も多く、他と比べて挿絵もぐぐっと少ないけど、難しい単語は無いし、文章が柔らかくて読み易かったのでここに差し込みでランクイン。文学的な楽しさが、読み易いさに貢献してる気がする。

・Sadiq
この本は、解説的な情景説明が多いので、読みレベルの難易度アップを感じる。1チャプターも10ページ前後なので、情景読みに飽きたら断念しちゃうかも。とはいえ、挿絵は大きいし、難しい内容ではないので、そこまで大きな影響はないはずだけど、最初の導入1発目にはおススメはできないかな、という程度。冒頭や巻末には、キャラクターの文化背景や語彙説明に加えて、Talk about it, Write about it, 家でできる実験、まであって本としては充実です。

・The Secret Explorers
こちらも情景説明が多いので、導入レベルとしては難易度高めに感じました。加えて、単語のセレクションも、少し難しい。学術的だったり、口語では聞かない単語が入っています。1チャプターも15ページ近くある。ただ、キャラクター設定がユニークで魅力的なのと、巻末の参考情報とクイズが上質。さすがの図鑑で有名なDK出版です。

いろいろ書きましたが、なんだかんだ現地小学生低学年で読めるレベルなので、ぶっちゃけ大差ないと思います。自分の好みもあるし、好きな本から読めば良いと思います。読みたい、知りたいという気持ちが大切!

引き続き、いろんな本の発掘・開拓がんばりまーす


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