シンガポールの養蜂場:Bee Amazing Garden

農園体験を探していたときに、ふと見つけた養蜂場のプログラムに行ってきました。最小20人なので、なかなか実施のタイミングにならず、やっと行けたので記録します。

Bee Amazing Garden

行ってきたのはこちらが主催しているプログラム

Bee Amazed Garden
Website: https://www.beeamazed.com.sg/
Instagram: https://www.instagram.com/beeamazedgarden/
備考:
・事前予約なしには入場/体験不可
・駐車場あり(キャンパスのEntrance 1の駐車場B1,B2が利用可能)
・1Fにスタバあり
・服装制限なし。養蜂着も借りれ、サンダルでも問題なかったです

場所はシンガポール大学内。イギリスの大学評価機関クアクアレリ・シモンズが発表した2025年版「世界大学ランキング」で、8位シンガポール国立大学、キャンパス内の学生さんたちは、めっちゃスマートそうでした(事実スマート)。

今回体験したのは#4 BEE ONE Happy Familyで、9時~12時の充実の3時間コース。ひとり50 SGDながらも、あまりの充実度にお腹いっぱいになるレベルでした。シンガポール国内の幼稚園から小学校もよく採用するプログラムで、内容は

・Bee Amazing Gardenの設立と、創立者のJohnさんの背景紹介
・蜂に刺されないようにするために:蜂の見える色と、蜂が近くにいる場合の行動ルール、蜂に刺された場合の対処法
・養蜂場にて:蜂の巣と蜂の観察、写真撮影
・蜂の生態のあれこれ:卵から成虫になるまで、身体の仕組み、女王バチ・働きバチ・オスの違い、女王バチの選ばれ方と引越し先、働きバチの仕事の数々、ミツバチの戦い方
・蜂蜜が作られる過程:受粉
・シンガポールにいる蜂の種類と、蜂の巣の種類、蜂蜜の製造・販売における留意点
・蜂蜜の試食 5種類

これを就学前の幼児にも分かるように、楽しめるように、スライドの説明だけでなく、実演したり、子ども達に参加して貰ったり、身体を動かしたり、歌も入れたりと、超充実。Johnさんが教育業界出身というのもあり、子ども達の食いつきが非常に良かった。息子4歳はさすがに後半で飽き気味でしたが、娘6歳は最後までしっかり満喫し、「また行きたい」と言っていたくらいです。個人的には、自己肯定感を刺激するようなスピーチを復唱させるのが面白かったです。

実際の養蜂場は、キャンパス9Fにあり、養蜂着を着用したら、手に持って観察&写真撮影もしてくれました。本音を言うなら、もっとゆっくり蜂さん達を観察したかったけど、蜂さんの邪魔をしちゃいけないし、参加人数もいるのでしょうがないかなと。子ども達の頭身バランスがちぐはぐな着衣姿は、とーっても可愛くて、終始ニヤニヤしてしまいました。

シンガポールはまだ蜂の量も花の量も足りないことから、採取した蜂蜜を商用化するには至らないということで、試食したのはイスラエル産の蜂蜜4種類と、マレーシアのstingless bee(針なしミツバチ)の蜂蜜でした。stingless beeの蜂蜜は希少性の高いそうで、酸味の強いはちみつ酢のような味で、面白かったです。イスラエルの農園にはさすがに行けませんが、マレーシアの農園は車で2時間程度で行けるので、日帰りツアーもリクエストすればやってくれるそうです。

兎にも角にも3時間、いろいろ詰め込まれて、結構お腹いっぱいに充実したプログラムでした。貴重な体験で内容もとても良かったけど、もうこれでcompleteした気分になってしまったのもあり、リピートはないかなあ。

日本でも、こんなアカデミック面でも充実な、未就学児でも楽しめるプログラムはなかなか無いかと思うので、シンガポール在住の皆さまはぜひぜひ。

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