歴史絵本:女王さまのワードローブ: イギリス国民に愛されつづける女王エリザベスの物語

※ 2022年11月18日、改訂版出版にあたり、記事を更新。改訂版情報は記事の後半に記載します。

エリザベス女王がお亡くなりになりました。彼女はイギリスの象徴で国民の心の支えであったのはもちろんですが、女性としては、彼女は輝くロールモデルであり、そのチャーミングなお姿も大好きでした。我が家にも、エリザベス女王にまつわる絵本が1冊あり、私のお気に入りなので、ここでもご紹介。

※ 2022年10月5日追記:日本語版は重版予定未定で中古はプレミアム価格になっているようなので、英語版を記載させていただきます。Amazonは試し読みありました。

※ 2022年11月18日追記:リンク先は画像が改訂版に挿し変わっているので、絵本の写真を置いておきます。深緑が旧Ver.で、改訂版はエメラルドグリーンです。

まずこの絵本の素敵なところが、エリザベス女王会いが溢れているところ。キャラクターの顔や背景の線はシンプルなのに、装飾部分と模様はかなり細かく描かれているので、上品に仕上がっています。フォントも上品だし、タイトルヘッドには王冠デザインのイラストも入っていて、端から端までエリザベス女王愛を感じます。

絵本のストーリーは、エリザベス女王の生涯を、ワードローブ・服装と装飾品の歴史と併せて説明するお話。エリザベス女王が整備士をしていたなんてビックリな事実から、戦時中のウェディングドレスの工夫、外交先や時代にあわせた衣装と帽子などが紹介されていて、エリザベス女王の個性や人生をのぞき見できる。おばあちゃんになってからの女王しか存じ上げないので、若い頃の女王様の生活や性格にはサプライズが多かったです。

絵本は、1926年の生誕から2022年の在位70周年までを記録しています (英語版は2021年発行のため、末尾の年表は2021年までと想像)。そして惜しくも2022年9月に、エリザベス女王はお亡くなりになられたので、本当に生涯をまとめた1冊になってしまいました。多くの人の、生まれてから長い長い間の心の支えとして、またチャーミングな性格で人々を惹きつけ続けたエリザベス女王、天国ではぜひゆるゆるのジャージを着て、Fish and Chipsを食べながら、リラックスして過ごしたりもしているのかなと想像しています。

【2022年11月18日追記】  改訂版が出るよ!

エリザベス女王が亡くなったその日に書店にお問合せをして、出版社から在庫調達をしてギリギリ絵本を入手できた我が家ですが、なんと、改訂版が出るとのこと!2022年12月下旬出版となるので、今はまだ予約販売となっていますが、大好きな絵本なので記載しておきます。こちらが改訂版!

英語版も2022年10月22日発売になってるので、改訂版になってると思うんだけど、中身確認してから購入したいので、まだ我が家の本棚には未投入です。

数々の混乱の時代のなかで、自分の役割を覚悟し、自分を律したうえで、自分なりの道を切り拓いたエリザベス女王。混乱の時代の中でも、流されずに、人や環境のせいにせずに、自分の道を生きていくのが大切になるであろうこの先の時代、彼女をローモデルに頑張って生きていきたい。

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